RFIDタグはバッテリーを持つものと持たないものがあります。
パッシブ型タグ:パッシブRFタグ、パッシブRFID、パッシブタグとも呼ばれます。
内部にバッテリーを持たず、リーダライタなど外部からの電磁波を動力源として稼働します。
通信距離は短距離ですが、低コストかつ小型化や薄型化に適応でき、破損しない限りは半永久的に利用することが可能であることから、今後も活用シーンは拡大するとされています。
近年のアパレル業界の商品に貼り付けているRFIDタグがこのタイプです。
(弊社のRFIDタグは全てパッシブ型を採用しています。 ⇒ 製品ページへ)
アクティブ型タグ:アクティブRFタグ、アクティブRFID、アクティブタグとも呼ばれます。
内部にバッテリーを持ち、無線通信を行います。長距離の無線通信に適し数10mの通信も可能です。しかし、価格が総じてパッシブタグより高いことに加え、電池の消耗により取り換えコストがかかる等のデメリットがあります。
帯域についてはマイクロ波(2.45GHz)、UHF帯(極超短波)をはじめとした様々な帯域で作られています。
他にも、セミアクティブ型があり、バッテリーを搭載していながら、パッシブタグとアクティブタグの両方の機能を併せ持っているのが特徴です。通常はパッシブタグとして作動し、リーダーからの電波を受信した時に内蔵バッテリーを使用します。そのためアクティブタグよりもバッテリーの消費量が少ないというメリットがあります。
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