電波利用申請について

RFIDリーダライタを導入する際、UHF帯での送信出力が「1W以下の高出力タイプ」に分類されるRFIDリーダライタの場合、総務省への電波利用申請が必要です。一方、250mW以下の低出力タイプ(特定小電力)」に分類されるRFIDリーダライタは申請不要です。

また、高出力タイプでも「キャリアセンス(LBT)」の有無で申請の方法が「登録局」もしくは「免許局」か異なります。
さらに上記加え、登録局と免許局いずれにも「構内無線局」と「陸上移動局」の2種類があり、RFIDリーダライタの使用する場所が指定構内のみの場合は「構内無線局」、移動して使用する場合は「陸上移動局」として申請が必要ですので、詳しくは総務省の電波利用ホームページをご覧になるか、弊社にて導入される際にご説明いたします。

※キャリアセンス:複数のRFIDリーダーで電波を発する際に、干渉することを防ぐ技術です。LBT(Listen Before Talk)とも言われます。

関連記事 当社のリーダライタ・アンテナ
RFIDの原理とHF帯とUHF帯の違いは?